このたび、セゾン自動車火災保険では、保険始期日が2024年10月1日以降のご契約を対象に、「じぶんでえらべる火災保険」の改定を実施いたします。
主な改定内容の概要は次のとおりです。
1.保険料の改定
近年の自然災害などによる保険金支払の増加に伴い、損害保険料率算出機構が2023年6月に参考純率を改定したことを受けて、当社の保険料を改定します。
2.水災補償の料率細分化
参考純率改定に伴い、地域間の水災リスクの違いによる保険料の公平化を図るため、全国一律であった水災保険料を市区町村単位に細分化します。
区分数は、保険料が最も安い「1等地」から最も高い「5等地」までの5区分となります。
3.「個人賠償責任補償特約(国内補償)」の補償範囲拡大
「個人賠償責任補償特約(国内補償)」において、これまで補償の対象外としていた以下の事故による第三者への損害賠償責任を補償対象に追加します。
・他人から借りた物を壊してしまったり、盗まれてしまった場合など、受託品に生じた事故
・「誤って線路へ立ち入り電車を止めてしまった」など、財物の損壊を伴わない電車等の運行不能
・別居のお子さま(未婚)の自宅で起きた漏水事故など、ご本人以外の被保険者が居住する住宅の使用等に起因する事故
4.「風災、雹(ひょう)災および雪災補償特約(建物用)」における自己負担額の変更
保険始期日時点で築年数が30年以上のご契約は、「風災、雹(ひょう)災および雪災補償特約(建物用)」を付帯する場合、自己負担額を5万円以上で設定していただきます。
5.構造級別判定方法の改定
大規模建築物への木造利用の促進を目的として、建築基準法が改正されました。(2024年4月1日施行)
これを受けて、構造級別判定の方法を一部変更します。
従来、耐火建築物と判定するためには、すべての主要構造部が耐火構造等である必要がありましたが、「防火上・避難上支障がない主要構造部」を有している建物は、その部分以外の主要構造部が耐火構造等であれば、耐火建築物と判定します。